ずっと行きたいなー
っと思っていたフェルメール展。
ギリギリ滑り込みで優雅な時間を過ごしてきました。。。
こんにちは
辻堂藤沢美容室FLOWERオーナースタイリスト フジイカズヒデです。
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information
日本美術展史上、最大の「フェルメール展」
オランダ絵画黄金時代の巨匠、ヨハネス・フェルメール(1632-1675)
現存する作品はわずか35点とも言われて,そのうち9点までが上野の森美術館にやってくる日本美術展史上最大のフェルメール展
教科書かどこかで 誰もが1度は見たことある あの
『真珠の耳飾りの少女』も彼の代表作品の一つですね。
今回はこの絵画はなかったのですが それでも見ごたえのある9展のほか,
フェルメールだけではなく、ハブリエル・メツー、ピーテル・デ・ホーホ、ヤン・ステーンなど
オランダ同時代の絵画と合わせた約50点を通して、17世紀オランダ絵画の広がりと独創性を堪能できました。
ヨハネス・フェルメールとは
今回,東京展では「日時指定入場制」
入場時間
- 9:00〜10:30
- 11:00〜12:30
- 13:00〜14:30
- 15:00〜16:30
- 17:00〜18:30
- 19:00〜20:00
1日を6つの入場時間枠に区切って 待ち時間緩和を目的とした日時指定
- の時間内のチケットだったら9:00ちょうどに行っても 10:30に行っても入る事ができます。
公式サイトでも
『各時間枠の入場開始直後は入場待ち列ができます。時間枠内後半でのご来場をおすすめします。』
とアナウンスがありました。
フジイは17時の夕方枠を購入
時間に余裕がなく前の用を済ませ急いで 15分前に着いたのですが案の定 長蛇の列でした!!
多分,時間枠ギリギリに行った方が比較的空いてると思うので時間に余裕のある方はそっちの方がオススメですね。
時間になると前から順に入っていき
中で最初に手渡されるものが
ハンドブック
いわゆる『フェルメールブルー』とも思わせるブルーの冊子
中を開けると
6つのフロアーの案内図
1階から入っていき2階に促され,最後は「フェルメールの部屋」案内される順路ですね
そして来場者全員に音声ガイドを無料で提供
ナビゲーターは石原さとみさん
これ,かなりいいです
絵画を見ながら耳元で色々な描写をかき立てられるナビーションはとても想像力が広がりますね
さらにページをめくると各絵画の説明が
もちろんフェルメール以外も
約50点もの傑作の数々が展示されていました。
その中でも特にフジイが目を引いた絵画が
ヘラルト・ダウ
本を読む老女
老婆の髪や顔のシワ,近づけている書物の文字までも細かく描かれた作品
呼びかけたら振り向いちゃいそうなくらい老婆や毛皮が鮮明でした
ハブリエル・メツー
Man Writing a Letter
手紙を書く男
額縁にある鳩 手紙を書く よれたテーブルクロスのさまがとっても
Woman Reading a Letter
手紙を読む女
この2枚はセットとして描かれたと言われているそうです
裕福そうな男が女に手紙を書く それを受け取った女が陽の光に当てながら読む手紙
メイドが引いたカーテンの奥には「荒波と船」が描かれています。
この先の恋の暗示を示しているとか,,,
こういう絵画を通して画家のメッセージ的なものを汲み取りながら見ていくのも
ひとつの楽しみ方としていいですね
そのほか,どれも見ごたえのある絵画ばかりだったので
正直なかなか本命に辿り着けずにいましたが
最後のフロアーに続く 白いトンネルを抜けると
圧巻の
「フェルメール・ルーム」
ひとつの部屋 すべてが彼の作品 まさにフェルメール空間
ミステリアスな静謐な雰囲気と光の粒子までをも捉えた独特な質感を間近で見た時は圧巻でした。
しばし「光の魔術師」と称されることもあるフェルメール
作品は「左」から光が射すものが特徴で
光があれば「暗」もあり
どれもその「暗い」部分がなんだか心地いい色合いなんですよね
その中でとっても印象的だった3枚
真珠の首飾りの女
Woman with a Pearl Necklace
淡い日差し揺られて
一瞬のワンシーンを切り取ったような情景が見事です
生で見た黄色い色の色彩がとても立体的過ぎて
手紙を書く婦人と召使い
Woman Writing a Letter, with Her Maid
先程の淡い日差しと対照的な
窓から強くさした光が 穏やかな色彩で描かれていて まるで光の時が止まってるように見えました。
牛乳を注ぐ女
The Milkmaid
何百年もの歳月の中 ずっとこんな鮮やか色彩を保てるなんて
『フェルメールブルー』とも言われる
青と 対照的な黄色の色彩がなんとも柔らかで
そして永遠に 注がれてくような気配 ずっと見つめていたいと思える作品でした。。。
そのほか,全9展 一部作品の展示替えで「赤い帽子の娘」というのがありませんでしたが
もぅお腹いっぱいの鑑賞体験
絵のどれもが息をのむほどリアルに見えながら,芸術表現の幅広さ奥深くさを目に焼け着けられて
とても感動的でした。
あ〜もう一度見たいなーっと思ったら
次は大阪らしいです。。。
おおさか遠いな〜